白山陶器の花瓶です。濃淡２色の円が描かれたグラフィックが印象的で、デザインは森正洋氏によるものです。同氏は50年代中頃に白山陶器へ入社し、インハウスデザイナーとして20年活躍し、生涯にわたって同社のデザインに関わった人物です。

「機能性に優れ、それでいて無駄のないデザイン」という哲学を持った同氏は、2004年には無印良品の和の食器シリーズのデザインに携わっています。普遍的で誰でも使いやすく美しい陶磁器を作り続けた、日本でも稀有なデザイナーであると思います。

花瓶の状態は良好で、枝物でも野の花でも気軽に日常に飾ることができます。
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サイズ：Ｗ14.5cm　Ｄ6.5cm　Ｈ16cm