石井康治 ガラスゴブレット
¥16,500
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日本を代表するガラス工芸作家、石井康治(1946–1996) による希少なゴブレットです。
同氏は戦後日本に生まれ、日本の伝統的な美意識(漆や陶芸的な質感)を取り入れつつ、モダンなガラス造形を追求した作家です。「光を含んだ彫刻」とも評される存在感で、1970年代のモダンガラスアートを牽引した人物でもあります。
宙吹きという、一切の型を使わずに金ばしやコテを用いて宙空で自由に成形する技法によって成形されたグラスに、金箔と色ガラスを幾重にも重ね、波紋のような文様を描き出しています。赤いステムとのコントラストが鮮烈で、工芸品としての存在感と同時に、オブジェとしての美しさも際立ちます。
食器棚にしまっておくには勿体無い存在感と、精巧なクラフトマンシップを感じることができる一品です。
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サイズ:W5cm D5cm H11cm